
クリスマスプレゼントを渡すとき、どのようにコミュニケーションをとるべきか悩みますよね。
突然、クリスマスプレゼントを渡しても雰囲気がよくないですし、かといって雰囲気(ムード)ばかり気にしていては、なかなかプレゼントを渡すタイミングがつかめません。
そこで、クリスマスプレゼントを渡すときのコミュニケーション方法について、世界の常識を紹介していきます。
スペインはキリスト教国かつ情熱の国なので、クリスマスは一大イベントです。
スペイン人はクリスマスプレゼントを渡す時間をとても楽しみにしています。
プレゼントを持ってくるのは、サンタクロースではなくLos Reyes Magos(日本語にすると「東方の三賢人」「三博士」など)で、プレゼントは1月6日に渡されます。
この1月6日はReyes Magos(日本語にすると「公現祭」)と言われていて、パレードが行われたり飴まきが行われたりするなど、とても賑やかな一日になります。
そのため、スペインでクリスマスプレゼントを渡すときのコミュニケーションは、ロマンティックというよりも楽しいイベント感覚でみんなで賑やかにワイワイしながらというイメージです。
そんなスペインでのプレゼント交換ですが、そのプレゼントの予算はおよそ1000~7000円程度です。
アメリカはキリスト教信仰が多いということもあり、クリスマスがとても長く続きます。
そして、クリスマスは恋人とではなく家族や親戚と、七面鳥やクッキーなどを用意して盛大にクリスマスパーティーを行います。
また25日の朝には、クリスマスツリーの下に家族からのプレゼントが山のように積まれていて、それを子供たちが楽しそうにあけていくのが恒例なんです。
なので、アメリカでのクリスマスプレゼントを渡すときのコミュニケーションは、朝起きたときのビッグイベントというイメージです。
盛り上がるクリスマスプレゼント交換といえば、ブラジルのクリスマスです。
ブラジルでは24日のクリスマスイブに、amigo secreto(日本語にすると「アミーゴ セクレット」)というクリスマスプレゼント交換ゲームを行います。
これは子供だけではなく、大人も会社や友達どうしなどで行う、とても盛り上がるパーティーなんです。
また、ブラジルでは貧しい人たちもクリスマスを楽しめるように、さまざまな場所でクリスマスのための募金箱やプレゼント寄付用ボックスが設置され、すべてのブラジル人がクリスマスを心から楽しめるような社会となっています。
このように、ブラジルでのクリスマスプレゼントを渡すときのコミュニケーションは、老若男女、富める人も貧しい人もすべての人々が温かい気持ちになるようなイメージです。
また大勢の人が集まって楽しいプレゼント交換ゲームがあるのも、ブラジルらしいですね。
キリスト教徒が多い韓国ですが、じつは日本のクリスマスととてもよく似ています。
韓国では、家族とのホームパーティーはもちろんですが、恋人と特別なデートをする人もたくさんいます。
また、家族、恋人、友達にクリスマスプレゼントを渡す習慣も日本と同じです。
恋人に贈るクリスマスプレゼントとして人気なのは、お揃いの帽子(モジャ)やマフラー(モクトリ)、スニーカー(シンバル)などです。
日本ではペアアクセサリーなどさりげないものが人気ですが、韓国ではファッションアイテムをペアで揃えるのが人気なんですね。
このように、韓国でクリスマスプレゼントを渡すときのコミュニケーションは、日本のクリスマスにとてもにていて、少しロマンティックな雰囲気があるイメージです。